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[御挨拶]

 

 埼玉老後安心センターは、高齢者や障害者、または、これらの人々と関わりを持つ方々、あるいは自分自身の将来について不安を持つ方々に対して、安心して生活ができるように幅広く「生活相談」「生活支援」を行う目的で設立された特定非営利活動法人です。

 平成12年介護保険法の施行期から、福祉施策においても、従来の行政の措置制度から契約という考えに沿った施策が取り入れられました。

 必要なサービスは、自らの意思志で選択できるという大きなプラス要素はありますが、反面、自らがそれを判断し、契約できる能力がすべての人に備わっている訳ではありません。

 少子高齢化が進む中、高齢の単身者、高齢の夫婦のみの世帯が急増しています。

 福祉関係の入所施設は不足しており、行政の施策も在宅に重きを置いている傾向がみられます。

 このような現況と合わせ、10年後には、認知高齢者は数百万人になるのでは、という報道もあります。

 このような状況下で、生活に必要な諸々の情報の収集および必要なサービスを受けるための契約手続きが困難な方たちへ、必要な情報の提供や諸手続きなどの支援をしていくことがますます重要になってきています。

 私たちは、成年後見制度の活用をはじめ、年金・健康・相続等親族関係・財産管理・福祉関係など社会制度のよりよい利用により、ハンディキャップ持つ方々が通常の生活ができることを願い、支援活動を行っています。

 私たちの活動が、各個人の幸せにつながり、また、地域においても福祉の増進に寄与できるものと信じています。

 

 

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